長崎県対馬産備長炭使用 炭火焙煎 珈琲歴50年。技術と情熱の集結です。

炭火焙煎は、苦みが強い。そんな常識をくつがえす味です。
炭火焙煎は、苦みが強い。そんな常識をくつがえす味です。

自然素材の炭火独自のやわらかな照り熱(てりねつ)で豆の表面をかたく灼き、おいしさを閉じこめた後、豆の芯までじんわりと火を通していくので、ふっくらとした豆に仕上がります。
遠赤外線によって上品なコクと香りを生み出す直火式炭火焙煎は、数値ではかることが難しい分、目で見て、耳で聞き、香りをきくという工程を大切にしています。

希少な対馬産備長炭を使用。火の通り方が違います。

ミネラル分豊かな玄界灘の季節風にしたたかに耐えた対馬産の木炭は、きめが細かく、ガスなどの火に比べ、カラリと乾いているのが特徴です。
炭焼き職人の方にお会いして対話をし、茅乃舍珈琲ならではの味を実現するために、最高級の備長炭を用意していただきました。

希少な対馬産備長炭を使用。火の通り方が違います。
花のような香りが立ちこめる、絶妙な焙煎度合い。カラット/中焙煎(ハイ・ロースト)
花のような香りが立ちこめる、絶妙な焙煎度合い。カラット/中焙煎(ハイ・ロースト)

炭火焙煎と言いましても超深焙煎ではなく、焦げ臭、煎り苦味が出ないロス・アノノス農園独自の気候風土を生かす焙煎度合いです。手回しミルで挽くとキーンと軽妙な音がして、花のような香りが立ちのぼります。明るい甘み、上品なコクがあるのにクリアな飲み口が特徴です。夜空に光る星の輝きを連想させる「カラット」と名づけました。

ハイ・ローストを選んだのには、理由があります。

深煎りだと苦みが強調されすぎて豆本来の香りがでにくく、また浅煎りだと豆の生臭みがでてしまいます。もっとも豆本来のおいしさを引き出すポイントを探り続けて、たどりついたのが「ハイ・ロースト」です。 炭火で芯までしっかり焙煎しているので、豆が軽く、軽やかな味わいなのに珈琲の味がしっかり出るうえ、華やかな香りが出るのです。

茅乃舎珈琲の焙煎度合
生産本部 技術顧問 焙煎技師 田中義一
生産本部 技術顧問 焙煎技師 田中義一

昭和14年福岡県久留米市生まれ
コーヒー職歴50年(生豆の仕入れ・焙煎・ブレンド・味作り・新商品開発・販売)珈琲老舗メーカーにて、生豆の選定から、焙煎、そして漉し方に至るまで、至高の味づくりを目指し、徹底的にこだわってきた。10年前、茅乃舎の立ち上げにあたり、ネルドリップによるクワイエットドリップ方式を導入。
茅乃舎喫茶(茶舎)の珈琲の質は、田中の熱心な指導に支えられている。

田中義一

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