12月の旬を楽しむ~料理教室を振り返って~
コロナウイルスの感染再拡大を受け、尾﨑料理長の和食料理教室は再び中止となりました。今回も、ご応募くださった皆様とお会いできることをスタッフ一同楽しみにしておりましたので、大変残念です。
再開の時まで、尾﨑料理長が紹介してきた季節の料理を紐解きながら、これまでの和食料理教室を振り返ってまいりたいと思います。
【大皿料理でもてなす】
一年の終わりに家族や仲間が集い食卓を囲むといった昔ながらの風景が、コロナ禍で難しくなり、寂しい今日この頃です。
毎年、12月の和食料理教室では、クリスマスやお正月に重宝する様々な大皿料理が紹介され、華やかに演出されたテーブルなどが懐かしく思い出されます。ご参加の皆様もスタッフも満面の笑みで、改めて食の愉しみを感じる雰囲気でした。
出汁を効かせ和のテイストにアレンジされたグラタンやメイン料理に合わせるソース、ダイナミックに根菜を炊き込んだ土鍋ご飯など、尾﨑料理長の知恵が詰まった料理の数々。
スタッフそれぞれが、デザートを一品ずつ持ち寄ったり、デザートプレートをお客様に盛り付けていただいたり、ビュッフェ形式にしたりといった趣向。皆で作り上げていく食卓は、大変豊かでした。
“おもてなし”は、迎える側も迎えられる側も楽しいと実感します。
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(2014年12月の料理教室レポートより)
◆ 12月サプライズ料理 お献立 ◆
一、筑前煮
一、ローストビーフ
一、鰤大根
一、蕪の炊き込みご飯
一、蕎麦打ち
年末年始は、大勢で集まる機会が多い時期ですので、今回は、食卓を彩るパーティサイズの大皿料理が紹介されました。
冬の食材を美味しく味わう煮物や美しく巻かれた巻物、てまひまかけて仕上げた肉料理など、心のこもった料理を並べるおもてなし。作る側もまた楽しいものです。
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クリスマスが近いこともあり、華やかなデザートの特別プレートの登場にお客様も大喜びでした。
過去のデザートプレートを紹介いたします。
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一年を締めくくる12月の料理教室は、さながら和食料理教室の忘年会のようで、大変楽しいひとときでした。
また皆様と一緒に食卓を彩る日が、一日も早く来ることを願います。そして今年も小さくほっこりとではありますが、皆様が大切な方と幸せな食卓を囲むことができますように…。